【行事食】節分
本日は1日早く節分メニューが提供されました! 節分の翌日2月4日は立春です。 今年は暖冬傾向で平年より暖かい日が多いですが、本格的な春はやはり待ち遠しく感じます。 節分にちなんだ食事には邪気払いや福を呼び込む意味もあるそうですので、縁起物をたべてからだの調子を整え、暖かな春...
診療科・部門紹介
食養課では「日本一おいしい病院食」を目指し、病院独自の「治療食栄養食事基準」を設定し、治療に特化した個別の献立作成と栄養管理を行っています。入院時からの早期介入による栄養管理の充実、多職種連携による医療チームに参画し、栄養改善と治療効果に貢献できるよう、体制作りに努めています。また、退院後も含め適切な食生活が実践できるよう栄養指導にも取り 組んでいます。地域社会への貢献の一環として、実習生の受け入れや「食と健康祭り」を開催しています。
入院中の食事は治療の一貫ではありますが、患者さんにとっては「楽しみ」のひとつであると考えています。栄養バランスは当然ながら、美味しく、目でも楽しめる食事を心がけ、管理栄養士と調理師が一丸となって食事サービスの向上を目指し、日々努力しています。
朝食は7時、昼食は12時、夕食は18時に、保温配膳保冷車を使用して温かい料理は温かい状態(65℃以上)で、冷たい料理は冷たい状態(17℃以下)でお出ししています。
献立は、四季別28日サイクルメニューとなっておりますが、季節ごとの旬の食材や季節のお料理を取り込むなどの工夫を凝らし、季節感のあるメニューを目指しています。また、エネルギーコントロール食やたんぱく質コントロール食など、72種類の治療食を用意し患者さんの病態などに応じたきめ細かい個別対応も実施しております。
入院時に栄養スクリーニングを実施することで、早期に患者さんの栄養状態を把握し、病態に合わせた食事の提供、食形態の検討、栄養相談などを行っています。また、 栄養サポートチーム(NST)、緩和ケアチーム、褥瘡対策実務委員会などのチーム回診やカンファレンスに参加し、チーム医療に取り組んでいます。
外来では、糖尿病の方を中心に栄養指導を行っています。
入院生活に潤いを持っていただけるよう、季節ごとの旬の食材を使用した季節感のある行事食を作成し、手作りのメッセージカードなどを添えて月2~3回、年間37回提供しております。
誕生日を迎えられた患者さんには、ケーキ、バースデーカードなどを添えて「誕生祝い膳」をお出ししております。朝食・昼食・夕食に複数の主食または主菜からお好きなものを選んで食事をしていただく「選択メニュー」を毎週2回実施しております。
毎年秋頃に「食と健康まつり」を開催しています。
患者さんだけではなく、一般の方にも参加いただけるイベントです。食事や栄養に関心をもつきっかけになれたらと考えています。
<イベント内容>
●試食コーナー
●減塩食のモデルメニュー展示
●レシピ紹介
●栄養相談
●健康相談
●調理師による作品展示
*内容は毎年変わります。