脊椎・脊髄・神経外科外来

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『読売新聞』2008年7月6日掲載

病院の実力~岩手編8「早めに適切な治療を」

 

盛岡友愛病院の脊椎・脊髄・神経外科部長の乗上啓医師(49)は、「腰痛に加え、脚の神経痛やしびれがある場合は、放っておかず、早めに専門医から適切な治療を受けてほしい」と呼びかけている。

腰に痛みを感じた場合、症状が腰だけなのか、脚にも起きているのかを見極めることが大切だ。
症状が腰に限られている場合は、骨の量が少なくなる骨粗しょう症やぎっくり腰などが原因として考えられる。
また、脊椎にがんが転移していることもまれにある。
症状が脚にも起きているなら、椎間板の内圧が高まって髄核が飛び出す椎間板ヘルニアが疑われる。
お尻から太ももの裏、かかとへと伸びている座骨神経の神経根を刺激するなどし、激しい痛みを引き起こす。
痛みが長期間にわたって続く脊柱管狭さく症でも、脚にしびれや痛みを起こす。
それだけに、診断では、「痛んだり、しびれたりする場所を聞く」「歩く姿勢をみる」ということはもちろん、磁気共鳴画像(MRI)で病気を正確に特定することが大切だ。
治療法としては、脚の痛みやしびれが両方に出ている場合は手術を考慮。片方だけなら9割のケースで薬物や理学療法などの保存療法を選択する。
排尿障害も併発するなど日常生活に支障をきたしている場合は、当初から手術が検討される。
腰痛の予防の第一歩は、良い姿勢を保つこと。腹筋や背筋を弱くしない、太りすぎないなど日ごろから心がけたい。

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